その実際がたとえば剣豪です。 明治の剣豪山岡鉄舟は異常な稽古熱心さで剣に励み、同時に坐禅に打ち込んだ人物です。 彼が四三才の時に忽然と大悟した瞬間、剣の技が飛躍的に向上したそうです。
「感興のことば」
「この世では自己こそ自分の主である。 他人がどうして自分の主であろうか。 賢者は自分の身を調えて智慧を獲得する。 自己こそ自分の主である。 賢者は自分を調えてあらゆる煩悩の束縛を断ち切る。」
ブッダ(ゴータマ)が伝道のために盛んに活動されていた頃のことです。
ブッダが各地で伝道された頃は、いくつも教団があり中でもジナ教は信者が多かった。 ある時ジナ教の弟子である在家の弟子ウパーリが「私がゴータマと議論して軽くあしらってやります」と勇んだ。
ブッダ(お釈迦さま)
修行時代のブッダは禅定の達人に「無想定」を習いますが、当時の最高レベルの禅定をマスターしても、まだ満足されなかった。 ただ独りさらに一段と激しい修行をされ遂に御年三五才の時に、涅槃の実相を徹底大悟された。